戦国時代の最後を飾った幸村

2015年4月28日

戦国時代には農業生産力が飛躍的に伸び、人口は増え、近畿圏などは世界有数の人口密集地帯だったようです。また、鉄砲の数ではヨーロッパ諸国を圧倒していましたし、安土城(あづちじょう)のような巨大な天守閣をもつ城も築かれるように […]

日本の挽歌と幸村

2015年4月8日

死んだ人のことを想い出して悲しんだり、死にそうな人を思いやって心を痛めたりする状況をうたった詩歌を挽歌といいますが、実に切ないものです。 日本では、昭和の初め頃に宮沢賢治が妹のトシの死を悼んでうたった『永訣の朝』や、彫刻 […]

軍師・幸村の大きさは?

2015年3月25日

戦争では勝つ方につくべきで、どちらが勝つかを見極めるのも軍師の大きな責任です。とすれば、幸村の場合はどうでしょうか? 少し長いですが、幸村と同時代人の直江兼続の話から見てみましょう。 直江兼続は、越後(新潟県)90万石、 […]

軍師・幸村の大きさは?

2015年3月11日

昨年のNHK大河ドラマ『軍師 官兵衛』は黒田官兵衛を一世の軍師として描きましたが、戦国時代から江戸初期にかけて、名軍師として名を馳せたのには、竹中半兵衛、黒田官兵衛、そして人によっては真田幸村を挙げるかもしれません。 竹 […]

昔の病気や怪我の治療法は?

2015年2月24日

抗生物質の薬がなかった時代は、風邪をこじらせて死ぬことも珍しくありませんでした。ペニシリンが発見されたのは昭和になってからですから、まだ100年も経っていません。ということは、幸村の時代はもちろんのこと、100年以上前の […]

昔の釣りの道具は?

2015年2月10日

江戸時代を題材にしたテレビの時代劇では、江戸の街中で釣りをするシーンがたまに出てきますね。暇な旗本や貧乏浪人が川に釣り糸をたらしている情景を見ると、筆者などはつい当時の釣り道具はどんなものだったんだろうかと思ってしまいま […]

昔の移動手段は?

2015年1月21日

400年前の長野県の人の移動手段はどんなものだったのでしょうか? 主な移動手段はやはり徒歩ですね。 江戸時代の東海道の旅の話をどこかで読んだことがありますが、当時は一日に30kmも歩けばいい方だったようです。今のように道 […]

幸村の時代は素材やエネルギー革命の時代?

2015年1月7日

戦国時代の頃までは木綿は貴重品だったそうですね。中国の明などから輸入していたのではないかと思います。それが、戦国時代から日本国内で綿花の栽培が広まり、江戸時代になると全国に普及して庶民の衣服にも使われるようになったようで […]

当時の会計システムは?

2014年12月26日

現代の企業会計では当たり前の複式簿記ですが、一体いつ頃、どこで発明されたのでしょうか? 一説によると、複式簿記はイタリアのベニスの商人が16世紀頃に発明したそうです。地中海の海上貿易で巨万の富を得ていたのがベニスの商人た […]

幸村は中国の関羽に似ている?

2014年12月12日

関羽は三国志時代の豪傑ですね。後に蜀を興した劉備玄徳を兄貴分として張飛とともに義兄弟の契りを交わし、大国の魏や呉を相手に戦った中国史では有名な英雄です。京劇の主人公になったり、横浜などの中華街に関帝廟(関羽を祭った廟)が […]