『御舘の乱』の多数派工作

By nagamo, 2009年3月9日


みなさん。
こんにちは。
いかがお過ごしでしょうか。
今日の信州長野県は暖かく陽気な1日でした!
さて、NHK大河ドラマもいよいよ『御舘の乱』に突入しますね。
今日は、『御舘の乱』で行われた様々な多数派工作を紹介します。
景虎は御舘城に逃げ込みます。
この御舘城は、前の関東管領上杉憲政の居城でもあります。上杉憲政は謙信に関東管領職を譲った人物ですね。憲政は関東管領を譲って以来、ノンビリ隠居していましたが、そこに景虎が逃げ込むことになります。御舘城は上杉憲政の居城であるだけではなく、謙信の政庁として公的に使われていました。
景虎がここに兵を集め、戦闘準備をはじめたので、上杉憲政もノンビリ傍観しているわけにはいきませんでした。
上杉家の武将たちは「両派」に完全に分裂することになりました。
「論功行賞」が目的の武将たちも多かったようです。
景勝についたのが、村上国清、直江信綱、斉藤朝信、河田長親など有力武将です。
村上国清は猛将で有名です。斉藤朝信は多数の兵や武器を調達してきました。直江信綱は、のちに未亡人となって兼続の妻になるお船の前夫だ。
一方、景虎についたのが、上杉憲政、上杉景信、上杉定長などです。
景勝は軍資金、武器、兵糧、兵糧を押さえています。
そのため、「多数派工作」でも成功しています。
有力な武将がなびいています。
もともと地方の国人衆は景虎に太刀を贈って、家臣になる「儀式」をしていました。
村上義清も太刀を贈っているっが、しかしその義清は今回、景勝に味方した。
さて、強敵の北条の動向が気になりますね。
景虎は北条氏康の七男だ。
北条氏は景虎の実家なので、景虎についてしまう。
さらに、景虎の兄北条氏政の妹が武田勝頼に嫁いでいることから、武田家も景虎の見方についてしまう。
しかし、ここで予め確保していた軍資金と兼続の軍師としての能力が発揮されます。
つづく…。


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