諏訪の神様と宗教戦争のその後

By matchy, 2016年4月1日


1ヶ月以上更新が滞っておりましたが、皆様いかがおすごしでしたか?

今日は4月1日。新しい出発を迎えた皆々様はおめでとうございます。よき門出となることを心よりお祈り申し上げます。

で、諏訪の御柱祭なんですが、明日いよいよ上社の山出し・木落しの当日です!既に観覧チケットは完売しておりまして、当日いきなり現場に行っても見れるわけではないのですが、それはもうめずらしい行事ですので、きっと日本全国でテレビで中継などありましょう。お楽しみにということで。

また、運良く現場で観覧される方は、なにせ大変力強いお祭りですから、トラブルなどありませんようお気をつけになってお楽しみになってください。

さて、ウチのよたバナシは木落しの前に終わらせるつもりだったのですが、ぼやぼやしていたら目前になってしまいました。

前回のお話しでは、諏訪の神様タケミナカタを相撲で負かしたタケミカヅチが祀られている鹿島神宮は、平安時代に名を馳せた藤原氏の氏神様であるということ。

そして、藤原氏のルーツは大化の改新の影の首謀者、中臣鎌足というヒトであるということでした。覚えてますか?覚えてませんよね。スミマセン…

大化の改新とは、中臣鎌足が中大兄皇子をおもてにたてまして、当時圧政を振るっていたといわれる蘇我入鹿を暗殺して政権を奪ったクーデター事件と、その後さまざまな改革を推進した政治改革のことですね。

以前善光寺の御開帳のときににも書いたお話ですが、その昔大陸から善光寺如来像などなどいくつかの仏像とともに仏教が伝来しました。それを受け入れようと言ったのが暗殺された蘇我入鹿のおじいちゃんである蘇我稲目さん。反対したのが兵器の管理をしていた大連(おおむらじ)の物部尾輿さんと神事・祭祀を司っていた中臣鎌子(!)さんです。

後にその次の代である蘇我馬子と、物部守屋中臣勝海が仏教推進派と廃仏派にわかれ、戦争になりまして、物部&中臣軍は敗れてしまうわけです。

ここまででおわかりのとおり、蘇我入鹿を暗殺した中大兄皇子を炊きつけた中臣鎌足というひと、実はこのときの中臣氏の末裔だったわけです。

つまり中臣鎌足というひとは、まあ蘇我入鹿が悪大臣だったのはそうなんでしょうけど、まさに先祖のカタキをここで果たしたということなんですな。

そして中臣鎌足は藤原鎌足と姓を変え、その後の藤原一族による強大な権力支配のルーツとなるわけですが、その氏神がタケミナカタを負かしたタケミカヅチのいる鹿島神宮というのは大変おもしろいと思うわけです。

タケミカヅチに負けたタケミナカタが諏訪に逃げてきて、そこにもともといた神様と戦ってその地の神様になったといわれるわけですが、その諏訪にもともといた神様がモリヤ (モレヤ) という、なんだか物部守屋を連想させる名前の神様。

どいつもこいつも似たような名前ばっかしで、お前らハメハメハ大王かーと言いたくなりますな。

で、もっとまぎらわしいことに、諏訪にはそのものズバリ、守屋山という山があり、その山頂には物部守屋神社というものがありまして、蘇我馬子との戦争で討死したといわれる部物守屋、実は諏訪に逃げ延びてこの神社を創建したといういわれがあったりします。

また、実は諏訪大社は本殿のない神社でして、諏訪大社上社本宮の御神体が実は守屋山であるという説があるんだそうです。

タケミナカタを負かしたタケミカヅチと関係がある中臣鎌足。中臣鎌足のご先祖といっしょに反仏教派として戦争に負けたのが物部守屋。タケミナカタがタケミカヅチに負けて逃げてきた諏訪で戦ったのが物部守屋とよく似た名前のモリヤ。そしてタケミナカタが祀らている神社の御神体が物部守屋の神社がある守屋山。

あーもうなにがなにやらワケがわかりません。

そしてさらにこの入り組んだお話には、善光寺さんも関係してくるのです。

さて、この続きは来週、下社の木落しの前日頃とさせていただきましょう。

信州も今年は少し早めにお花見シーズンが到来しそうです。ながのモール事務局のある長野県千曲市はあんずの里でもありまして、桜よりひとあし早く満開になります。

現在の天皇皇后両陛下が、これまでのご生涯で1度だけご自分達のプライベートなご旅行をされたことがあるのですが、それが2年前にこのあんずの里にいらっしゃったときのことだったりします。

というわけで、知るヒトぞ知る「いやーさすがわかってらっしゃる」などと言いたくなっちゃうような、あんずの里。

さらにこれまたあんずの里の知るヒトぞ知る名品がこの「あんずプレザーブ」です。

あんずプレザーブ

たびたび Twitter などでも話題になり、全国に皆様からお買い求めいただいております。1度おためしあれ。

ではまた。


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