見られたくない?親孝行 <秩父札所 2>

By hebizo, 2014年11月20日


二十四孝はツッコミどころ満載で、もう少し紹介します。

「剡子(ぜんし)」は少年の名前です。鹿の皮をかぶった少年です。

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次も先に紹介した松本市里山辺の須々岐水(すすきがわ)神社のお船祭りで使われる、湯の原町のお船の彫刻で、剡子です。この彫刻群は諏訪の立川流の作で名人芸と言われています(彫刻の修復を紹介する松本・深志神社のHP)。zensi5

剡子には年老いた両親があり、目を患っておりました。それには鹿の乳が効くと聞き、どうすれば手に入るか思案の末、 鹿の皮を身にまとって子鹿に扮し、鹿の群れに紛れ込んで母鹿の乳を搾って集め両親に飲ませていました。ある日、鹿を射にきた猟師が本物の鹿と間違えて剡子を射ようとしたところ、慌てて正体を明かし命乞いをした時の姿です。それを聞いた猟師は孝心に深く感じ入り、鹿の乳をわざわざ持ってきてくれるようになったという事です。鹿の着ぐるみが可愛らしいせいか、二十四孝の中でも人気があります。

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次は「老莱子(ろうらいし)」です。rorai1

赤い服を着て頭に飾りを付けた派手なおじさんが水桶をこぼしながら這いつくばっています。それを老夫婦が寄り添って嬉しそうにしています。

這いつくばっているのは72歳の老莱子です。老夫婦は両親、もう90歳くらいでしょうか。自分の老い、ひいては両親の老いを意識させないように、赤子や幼子のようにふるまい、派手な格好をして、わざと転んで水をこぼして泣きわめき、幼子を可愛い、いとしいと思う親心を常に喚起させていたのでした。この人は30歳や50歳の時も同じことをやっていたのでしょうか?

台湾の切手にもなっていました。

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<つづく>

【今週読んだ本】

「知識ゼロからのイノベーション入門 」 幻冬舎 桑原晃弥 著

書名から想像しにくいが、これはビル・ゲイツ(マイクロソフト)、ジェフ・ベゾス(アマゾン)、ラリー・ペイジ(グーグル)、マーク・ザッカーバーグ(フェイスブック)、スティーブ・ジョブズ(アップル)の、世界的なイノベーションを起こした5人の創業者のストーリーをわかりやすくまとめ、さらに絵解きで紹介されています。これで皆様もイノベーションです。


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