善光寺と冬の花火

By matchy, 2014年11月18日


先月10月の末は「ハロウィーン」ということで、東京渋谷の街が仮装した方でたいへんな人出だったそうですな。

長野はなんだかんだいって、東京から3年ぐらい遅れて「はやりごと」がやってきますので、今年はそろそろかな?と思っていたのですけど、そうでもなかったようです。

いい年をした若者がコスプレをしてわいわいしているので、なんなんだこれは、そもそもハロウィーンの意味をわかっているのか、などと苦言を呈していらっしゃる方々もお見受けしましたが。

しかし、それを言っちゃあそもそもクリスマスだって、日本では東京銀座あたりで、会社帰りのお父様方がおねえさんとお酒を飲むお店で、年末のキャンペーンとしておこなわれたのが最初だという説があったりします。

というわけで、宗教的、民俗的なおまつりなのに、関係ないひとがうかれるのはどうかということを言われると、いや、いいんじゃない?おまつりなんてそんなもんでしょ?と、言いたくなってしまいますな。

信州善光寺のすぐ近くのあたりに「権堂 (ごんどう)」という地区があります。

その昔、善光寺は何度も火事にあいまして、源頼朝の命によって善光寺本堂が再建されていたとき、前回までで話題となっておりました善光寺御本尊が、この地区にある往生院を仮のお堂として避難したことがあったのだそうで、それで「権堂」という名前がついているのだそうですが。

ちなみにこの往生院には現在は弁財天が祀られておりまして、善光寺七福神めぐりの1つの拠点となっております。つまり、善光寺周辺にはこの往生院をはじめとして七福神を祀ったお寺や神社が点在しておりまして、来年の御開帳の折にいらっしゃれた際には、もちろん善光寺にお参りなるわけですけども、そのついでに七福神を探してみるというのも一興かと思います。

そして、この権堂あたりは「精進落とし」ということで、現在も長野県を代表する繁華街・歓楽街となっております。

精進落とし、つまり、お寺参りなんて良いこと、良すぎることをしちゃったので、家に帰る前にちょっくら俗世間に戻っておこうということで、ちょっと悪い遊びをしていこうと、まあそういうところなんですな。

そんなわけで、こちらも善光寺にご旅行にきた男衆がおねえさんとお酒を飲むようなお店が昔からたくさんあるわけですが、江戸時代に、この界隈のそんなお店が、かなり大規模に花火大会を行うようになりました。

実は長野県は現在も花火の生産量が日本一だといわれているほど花火大会の盛んな地でして、この権堂の花火大会は大変な見物客が押し寄せたのだそうです。当時の記録には「芋の煮ころがしひとつ買うことの出来ぬほどの盛況」などと記されているらしいです。

というわけで、もちろん当時はハロウィーンこそありませんが、信州善光寺も負けないくらいにケシカランようなうれしはずかし賑やかなイベントが開かれていたようです。

明治以降の近世では、東日本で一般的に行われる「えびす講」とあわせまして、現在は毎年11月23日の勤労感謝の日に大規模な花火大会が行われます。「長野えびす講煙火大会」です。

これがまた真冬のとんでもない寒い時期に行われまして、なんでこんな時期にやるんだよっと思ったりしますけども。冬の空気は澄んでおりますので、夏の花火よりクッキリきれいにみえるような気がします。

また、信州の冬は真剣に寒うございまして、例えば恋人づれでわざわざこの時期の夜に外で花火なんつったらそらあいちゃいちゃくっついちゃいますしね。毎年外にコタツを持ちだして花火をご覧になってらっしゃる方もお見かけします。

そんなわけで、ちょっと他ではそうそう経験できないような、なかなか特別な花火大会が開かれるのでした。

2011年にスマホで撮ってきた動画があるので、下に貼り付けさせていただきます。もしよければご覧くださいませ。

長野ではえびす講の花火が終われば、いよいよ年末のはじまりです。

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それでは、また。


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