善光寺への長い道のり

By hebizo, 2014年10月28日


<はじめまして>

皆様初めまして、へび蔵と申します。
へび蔵の聖地巡礼」と題して、これからながのモールにブログを書かせていただくことになりました。私は、東京に住んでおりますが、寺社巡りを好んで、地元、旅先にかかわらず、そのようなところを多く訪れます。小さな祠(ほこら)から、教義を問わず大施設も見に行きます。信濃の善光寺様には、最近では2012年にお客様の付き添いで参りました。このときはいつも自分がしているようにあれこれ見て回ることはできませんでした。

このブログのテーマは「諸国聖地巡礼」です。ながのモールのスタッフの皆様のように、善光寺様を日々間近で仰ぐことはできませんが、その威容、宗派を超えた歴史、門前町の雰囲気など、日本屈指の「聖地」であります。以前の記事でご紹介がありましたが、来年は善光寺の御開帳とのことです。ぜひ参拝して本尊阿弥陀仏とのご縁を結びたいと思います。

御開帳といえば、先日秩父三十四箇所札所巡りをしました。埼玉県の秩父周辺にある観音様を祀る寺を巡る歴史的なコースです。三十四というのは変な数ですが、観音霊場としては、関西広域にまたがる西国三十三箇所、関東一円の坂東三十三箇所が有名です。三十三は、観音様と縁のある数字で、観音様には三十三の化身があるといいます。秩父も元々三十三箇所だったはずですが、西国、坂東、秩父を3大観音霊場と見なすようになり、33+33+33=99のところ、秩父を三十四箇所とすることで合計100となり、百観音巡礼と大きくなりました。秩父の第三十四番札所水潜寺には「百観音」の碑が立っています。

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西国、坂東、秩父の計百箇所を廻るなど、今でも奇特なことですが、それでも江戸時代より盛んに行われたようです。そして百箇所を終えたら、お礼参りとして信濃の善光寺に参ったそうです。そして善光寺の後には別所温泉の北向観音にお参りし、壮大な観音巡礼を全うしました。

西国三十三箇所は和歌山から奈良、大阪、兵庫、京都、滋賀、岐阜にまたがり、坂東三十三箇所は神奈川県(鎌倉)で始まり、東京(浅草寺だけ)、埼玉、栃木、群馬、千葉と、関東全県に渡ります。今でも全部廻るのは時間もお金もかかります。車で行っても数日かかるでしょう。それに比べて秩父三十四箇所は、実にコンパクトです。秩父市およびその周辺に集中しています。それでも、私も徒歩で三日、自転車(レンタル)で一日要しました。そして今年は十二年に一度の午年総開帳にあたり、西武鉄道などでもキャンペーンをやっていますが、十一月十八日までです。総開帳では観音様の扉を開けて観音様の手に紐をつなぎ、紐を五色の布に結び祈願塔を立て、祈願塔に観音様の手とつながった手綱を結んでいます。

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秩父札所巡りはそのまま善光寺へと続いていきます。「善光寺への長い道のり」、秩父巡礼で見たことを少しご紹介していきたいと思います。

<つづく>

【今週読んだ本】
「座標軸としての仏教学」佼成出版社 勝本華蓮
副題は「パーリ学僧と探すわたしの仏教」。著者は尼さんで仏教学者。パーリとはパーリ語で、初期仏教の経典を伝えるインドの言語です。おもに東南アジアに伝わり、上座部仏教として今に至ります。「現代日本において、釈尊の精神を生かしながら修行者として生きるのは、出家者(僧侶)になるのでも特定の宗教団体の在家信者になるのでもなく、人間としてまっとうで穏やかで幸せに生きられる道を踏み出そうとする人の修行道を模索してみたいと思います。」
仏教史、特にお釈迦様のころがよくわかるコンパクトガイドです。


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